当店のはじまり - わたらせ珈琲

わたらせ珈琲
くつろぎのひと時のお手伝い
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御覧を頂き有難う御座います。

①珈琲との出会い
小学生の頃…叔父がサイフォンで珈琲を入れてくれました。スプーンの上の角砂糖にブランデーを注ぎ炎を揺らす演出。
白金台の学生時代…女性も多く通い、藤村が作詞した校歌は旋律も優美で穏やかな学校でした。この頃から音楽に夢中になり、仲間がブラックで飲む姿に影響されて、そのままで飲むようになりました。好みはマンデリンでしたが、学生の身でバイト代が入ったときだけ豆が買えました。
時はかなり流れて…自宅のミニスタジオに様々な楽器があります。学生の頃からベースを弾いていたのですが、思い切ってヤマハ大人の音楽教室に通いドラムの基礎を学びました。そこで素晴らしいドラマーに教えて頂きました。彼が営む豆家に遊びに行く様になり、次のステージは「豆を焼く」と決めました。そして、超小型焙煎機を米国から輸入して基礎を学び、その翌年には商用ベースの小型焙煎機を導入して焙煎を繰り返しました。2018年5月に設立とプレオープン・2019年末で長く世話になった会社を後にして専業に至りました

②ありのままに
出来る事は自らの手で
・小さな焙煎・充填室は手作りで、何気なくこなしてきた日曜大工の道具類と経験が役立ちました。
・焙煎機の専用電源2回路の引き込みと電圧の安定化は、趣味のノウハウが役立ちました。
・焙煎データベース、販売管理システム、ホームページなども手作りです。若い頃に携わった分野からスタートした積み重ねが助けてくれました。
・契約店舗様への立案・営業展開は前職の経験が活かされています。

身の丈に合った運営
・販売店舗を構えると商品単価が高くなります。価格を低く抑えるには、店舗を持たずに卸売りと通販を主体にする方が得策と考えております。
・小型焙煎機が得意とする一つは少量の豆でも美味しく焼ける事です。常に新鮮な受注焙煎を基本にしております。
・スペシャルティやシングルオリジンなどを高く販売してお客様を惑わさずに、スタンダード銘柄を中心に提供をしております。
*それらの豆が美味しい事は確かで、個人的にも違いは判ります。それよりも、好みの抽出方法を目指すとより美味しくなります。ぜひ、評判の良いお店に出向き、その雰囲気とともに逸品を味わいながら、プロの抽出方法を観察してみて下さい

③豆やの仕事は
・主な設備=生産スペース(空調・衛生管理・排煙)、焙煎機、冷却器、業務用ミル、充填機、真空ヒートシーラーなど
・主な仕入品=生豆、製品用パッケージ、発送資材、脱酸素剤、衛生用品など
・主な作業=生豆選別、焙煎・最終選別・安定化、封入、清掃・整備、各種起伝処理など
*売上から仕入品と送料・固定費・原価償却費などを差し引いた残りがおおまかな利益になります。
*豆やは儲かりません。高崎に大手珈琲チェーンの立ち上げにかかわった素敵な老夫婦が営むお店があります。偶然に入ったのですが、豆やである事を明かすと、儲からないから辞めたほうが良いと言われました(^^)

④これから先は
焙煎人としての経験もまだまだ必要です。探究心は旺盛ですが、失敗や冒険の経験も多くはありません。これからも身の丈に合った運営で、体力の続く限り、皆様の御支援と御意見・御指導・お叱りなどと共に、驕ることなく客観性を失わずに邁進して参ります。
どうぞ、隠れ家豆や・わたらせ珈琲を宜しくお願い致します。

番外編
趣味=バイク、スキー、渓流釣り、音楽、アマチュア無線、星空
今までの仕事=印刷関連情報処理、大手砥石メーカー系列商社総合職
友達=多い
性格=八方美人ではない
ゆっくり歩くと違う景色がみえてくる…slow life
Copyright©excelwatarase
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